食べても太りにくい食材でダイエットレシピ
今は、食べても太りにくい食材がテレビや雑誌などでも紹介されていて、紹介された当日、翌日には売切れたりしていますよね。
みなさん、関心があるようです。ですから太りにくい食材を、安心して召し上がっている
ようですが、なかには糖質は少ないけど、カロリーがかなりあるものや、カロリーは低い
けど、糖質が高いものあります。食事制限でダイエットしようと思ったら、糖質、カロリーの両面を気にする必要があります。
【ダイエッターに人気のタンパク質】
食べても太りにくいと聞けば、真っ先に思い浮かぶ栄養素が「タンパク質」です。
栄養素は、糖質、脂質、タンパク質と大きく3つにわけられます。
ご存知の通り、糖質と脂質は、消化して排出できなくて、体にたまれば、脂肪分へ一直線となります。太りやすい栄養素です。
その反面、タンパク質は太りにくい栄養素と言われています。
しかし、食べ過ぎたら太りますよ。
ただ、タンパク質は、おなか一杯食べても「太りにくい」のです。
【ちょっと勘違いしている人々】
最近、ホテルのビュッフェなどで「肉フェア」とか行われています。
肉料理ばかりが並んでいて、かなり魅力的なフェアですよね。
たまに、「肉フェア」に行くことがあるのですが、よく聞くのが
「肉はいっぱい食べても太らない」
「肉はやせる食材だから」
という言葉です。ちょっと勘違いしてないか?と思います。
【タンパク質が消化されるとどうなるか?】
まず、消化されるとアミノ酸に分解されます。
皮膚や筋肉を構成するのに大切な栄養素です。そして筋肉を動かすためのエネルギー源にもなります。
ご存知の通り、筋肉は脂肪を燃焼させるために大切なもの。
筋肉質の人は太りません。そして、このアミノ酸は、脂肪に代わりにくく、余分に生成されても排出されやすいのです。
「痩せの大食い」って言葉がありますが、“痩せ”とは筋肉質でしまった人のことを指しているんですね。
先程の「肉はいっぱい食べても太らない」「肉はやせる食材」というのは、ちょっと違うことがお分かりですね。
「肉はいっぱい食べても、体に溜まらず太りにくい」
「肉は太りにくい食材」
と言い換えられます。食べて痩せるということありません。
【太りにくい食材をさがして比べてみた】
ここでご紹介するのは、低糖質で高たんぱくな食べ物です。
脂肪と糖が組み合わされたものを食べ過ぎることにより、脂肪を蓄積して肥満の原因になります。
この低糖質で、高たんぱくな食べ物は、太りにくいので、厳しい食事制限をせずともダイエットが実行できるわけです。
まず、肉、魚類から比べていましょう。
※すべて100gで比較
- 肉類で比較的低いもの
〇牛肉(ヒレ) カロリー133g 糖質0.3g
〇鶏肉(ささみ)カロリー114g 糖質0g
〇鶏肉(むね肉)カロリー121g 糖質0g
〇鶏肉(レバー)カロリー111g 糖質0.6g
- 魚介類で比較的低いもの
〇いか・たこ・エビ カロリー60kcal~80kcal 糖質0g
(カロリーが高い順に表記しています。ただ3種とも糖質は0)
〇まぐろ・カツオ 110kcal~120kcal 糖質0g
肉、魚類のメイン食材のカロリーと糖質を確認してメニューを組み立ててみます。
【ダイエット食材を組み合わせた痩せるレシピ】
・おすすめ食材→アボカド
水溶性食物繊維を多く含み、オメガ9脂肪酸、豊富なビタミン類(ビタミンC、A、E)ベータカロチンも含んでいます。
このため腸内環境をととのえて、お通じをよくしてくれます。
食べたものの消化をたすけてくれるのです。アボカドはカロリーは高いのですが、その分、満腹感があります。少ない量でも満足できるわけです。
《エビのソテーアボカド添え》
これは、用意するのは
・エビ
・アボカド
・オリーブオイル
・塩コショウ
のみで大丈夫です。簡単なのに、見栄えが良くおいしい一皿です。
エビを多めに使って、おなかいっぱい食べても太る心配がありません。
《美容食材全部のせサラダ》
用意するもの
・アボカド
・サラダビーンズ
・りんご
・たこ(エビor生カツオなどでも、今回はイクラも添えてます)
・イタリアンパセリ(パセリ、三つ葉、なんでもいいです)
・ノンオイルドレッシング(お好きなテイストで大丈夫です、和風、イタリアン、など)
最近は、水煮の豆類は、コンビニでも手に入りますよね。
コンビニ、スーパーなどで販売されているサラダビーンズ1パックに、金時豆、ひよこ豆、大豆、枝豆などいろんな種類がはいっているから手軽に使えて、栄養素は完璧です。
この豆類はダイエットにも最適で、低脂肪、高たんぱくな食材です。
お腹が膨らんで、腹持ちもよいのに低糖質。イソフラボンも豊富ですから女性に嬉しい食材です。
このサラダは、材料に縛りがありませんから、ゆで卵でも、キウイフルーツでも、生ハムをのせたり、ご自分の好きな低糖質、豊富な繊維食材を使ってみてください。
頑張って作らなきゃ!と気負うとなかなかお料理って始められなくて、面倒だなって思ってしまうのですが、低糖質な食材を調べて、自分が好きなものを全部使ってしまって、サラダやソテーなどにしてしまってもいいんです。
健康的なダイエットをおいしく始めてくださいね。